ご予約・お問い合わせは
088-631-0181

オンライン予約はこちら

むつみホスピタル BLOG

2019.12.13(金)治療プログラム

卒酒会ステージ8.依存症からの決別

今日は「依存症からの決別」というテーマで勉強しました。人は嗜好品、とくに酒・タバコからなかなか抜け出したくてもやめられず苦労することが多いです。それはもう習慣化して、生活の一部になっている現実があります。自分も喫煙していた時は日課となっており、朝起きてまずすることは換気扇の下で一服することが一日の始まりでした。そして職場は全面禁煙であったため、出勤途中の車中で4~5本吸い溜めしてから始業していました。そして夕刻、タイムカードを押すことが待ち遠しく仕事が終わると駐車場へ急ぎました。車へ乗り込むとタバコを吸う時が至福の思いでした。あとは緩やかに時の流れに身をまかせ、就寝までタバコと親和性を保ち続けました。こうして一日約30本、それを20年間休むことなくつとめあげました。さあ、みなさんどうでしょう?こんな生活に憧れますでしょうか?何の魅力も感じませんね。どう考えてもおかしいですね。窮屈で哀れな生活と言わざるを得ませんね。しかしこれが5年数か月前までの現実の生活だったのです。その頃は体に悪いと分かっていても、タバコをやめたいと心の底から思っていてもやめられず、自分は将来タバコで死ぬんだろうなぁ、と思っていました。今でもどうしてやめれたのかよく分からないところがありますが、神様が与えてくれたプレゼントだと考えるようにしています。私の体験は卒酒会の影響を大いに受けたからかもしれません。メンバーさんの前で高らかに禁煙宣言をし続けていたので、みなの前でウソはつけない、どうせウソをついても私の場合はすぐ顔に出るからバレるし…  そういったプレッシャーが良くも悪くも影響し現在に至っていると言えます。私にとって卒酒会は自分自身を蘇らせてくれた勉強会、健康的な生活を取り戻させてくれた勉強会、既に亡くなられたメンバーさんもいますが、そういう方の影響も多大に受けたことは、自分の生活の中で今も生き続けています。

  • 2024年4月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  

アーカイブ

カテゴリー

最近の投稿

2005~2015 アーカイブ

オンライン予約