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2018.12.01(土)治療プログラム
城西病院では平成20年度より当院独自の認知行動療法プログラムをアルコール依存症の患者様を対象に毎金曜日に?クール全12回で実施しています。
ステージ1「習慣を変える」から始まり、全ステージを通してアルコール依存症になる理由や、そこに起因する自分自身の問題点を洗い出し、これからの人生を自分自身で考えてもらうプログラムとなっています。
卒酒会は入院患者様だけでなく、退院された患者様も参加され、発言しあい互いに刺激し合える場となっています。
卒酒会での内容については、毎週ブログにアップしています。
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【スタッフBLOG】
今回の卒酒会の内容は少し難しかったけれど、 「感情を開放し、過去に経験した記憶を塗り替えることができる」 という言葉が印象的な回でした。
どんな時に飲んでしまう？
「怒り、悲しみからの飲酒欲求があるとき」「やる気を出すために」「仕事のストレスで」?? ・・・etc
飲酒のニーズがあったり、どこかにトリガー（引き金）があったり、心の痛みを和らげたいなど、顕在意識（頭）では飲んではいけないと分かっていても、潜在意識（普段意識していない思い）の力が強く、その時の衝動（飲酒行動）を抑えることが難しいようです。
衝動が起こる瞬間の感覚、感情と向き合い、その習慣が始まるきっかけとなった強い感情を開放していくことで、過去の記憶が塗り替えられ、ポジティブなものに変えることが出来るそうです。
言葉でお伝えするのは難しいですが、私たちは普段、頭で考えることが多く、感情に向き合うことが少ないようです。その時の感情がその後の行動に影響を及ぼしているということに気づくだけでも、飲酒につながるきっかけを理解し、卒酒につながる方法を見つけることが出来るのかもしれません。
今回の卒酒会の内容は、飲酒だけに限らず、様々な生活場面でも活かせるものではないかと感じました。個人的にもう少し深く聞いてみたいと思いました。
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お問合せ先
城西病院 地域連携室（088-631-0181）
徳島県徳島市南矢三町3-11-23
診療科目：心療内科・精神科・神経科・内科
