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むつみホスピタル BLOG

2020.09.25(金)治療プログラム

ステージ12:卒業論文

皆さん、こんにちは!!本日は雨のち曇り。そして、朝・晩は冷え込み、日中の温度差が激しいので、体調はいかかでしょうか?

外部のメンバーさんの卒酒の継続状況など、元気な顔をみえないのが、寂しい、今日この頃。人はたわいない会話で支えられて、持ちこたえられる場面もあるので、コロナウイルスが早く終息して、また、皆さんと会えるようになるのを心待ちにしてます。

さて、アルコール・リハビリテーション・プログラムは1クール12回、3ヶ月間の勉強期間でさまざまなことを学びます。今日で65期の勉強会が終了でした。お疲れさまでした。

本日は卒業論文で、締めくくりの日です。ちゃんと文章をまとめてくれたメンバーさん。ありがとうございました。

たとえば、断酒を続けようと話されるメンバーさん。考え方のクセがあり、悪く考えてしまって・・・と話されるメンバーさん。それぞれの過程を和先生は汲み取り、事実・解釈・反応の解説をパブロフの犬の例を用いながら話してくれました。事実(ベルが鳴る)→解釈(ごはんが出る)→反応(犬はヨダレが出る)これを継続すると、ベルが鳴るだけで犬はヨダレがでる。この解釈の仕方が人間は頭の電気信号で複雑化されてしまっている。私にも悪い考え方のクセがあり、解釈の仕方が悪いのかと思っていました。それが、ですね。和先生は、般若心経を用いて、この世のあらゆる存在や現象には実体がない、という姿なのですよと。私たちの身体も一時の器でしかないとお釈迦さまは言っていますと諭して下さいました。人間は欲深いので、もっと、もっとと思ってしまって、今の現状に感謝するのを忘れてしまっているのですね。

アルコールで失敗。そのきっかけ、引き金は何であるか、深堀りしていく卒酒会ではありますが、人間として、メンバーさん、スタッフ、みんなと成長をして行こうと思える会でした。

このブログを読んで下さった方、どうもありがとうございました。それでは、また(笑)

 

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